GKコーチ

須田 篤史

スダ アツシ

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ゴールキーパーというポジション”

ゴールキーパーはサッカーで唯一手を使って良い特別なポジションです。試合では目立たないポジションではありますが、強いチームには必ず良いゴールキーパーがいるとも言われる程、重要なポジションであり、重要な役割を担います。10本中9本のシュートを止めたとしても、1本のシュートを止められなかっただけで失点に直結し、試合に負ける事もある、それだけの責任が伴うポジションです。しかし、チームの勝利に影響を与える事も大きいポジションでもあります。

私自身、サッカーに出会ったのは小学校4年生の時。友人に誘われたのがきっかけでした。当時はフォワードをしておりましたが、小学校5年生の時、ある日の試合でゴールキーパーだった選手が欠場し、周りの選手に比べ身長が高かった私が代理を任されました。その試合がきっかけで、シュートを止める楽しさに魅力を感じ、それ以降中学、高校、大学と12年間ゴールキーパーとしてプレーしてきました。

ゴールキーパーを始めた当初は、何でもないシュートをキャッチミスして失点し、その1点で負けた試合もありました。悔しくて、全体練習終了後、何本もシュートを打ち続けてもらった事を今でも良く覚えています。
ゴールを守るにも一人では守る事は出来ません。自分一人ではなく、チームで協力し無失点で抑えて勝った時の喜び、個人としてチームとして出来なかった事が出来るようになった時の喜びはとても貴重な経験となりました。

目標に向かって努力し続ける事はとても大切な事です。私自身、プロになる事を目標に精進してきましたが、それは叶いませんでした。ただ、今まで取り組んで来た事は決して無駄ではないと自負しております。

たとえプロになれなくとも、思うような結果が得られなくとも目標に向かって努力して来た事は、必ず自分の糧となり財産となります。

まだまだ私自身、指導者としての経験は浅いですが、この生まれ育った地で何か自分に出来る事をしていきたい。
今まで経験して来た事を、選手に伝えていけるよう、また、選手達に伝える事を自分へも問い掛けながら、クラブの成長と共に自分自身もさらに成長していけるように精進して行きたいと思います。